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保護条例意味ナシ!万里の長城、石炭違法採掘で崩れる!
2007 / 11 / 09 ( Fri )
もう去年のことだけど、こんなニュースについて取り上げた。

万里の長城の保護条例、前倒しで12月施行へ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=1026&f=national_1026_001.shtml
(2006年10月26日のサーチナ・中国情報局より)

万里の長城の風化や人為的な損傷が問題のため、今年(2007年)施行予定だったのを2006年
12月に前倒し
で万里の長城を保護するための条例が施行され、条例を守る義務の範囲や観光客も条例遵守義務があり、違反者には罰金が課せられるというものだが・・・。

この条例、ホンマ守られてるんか?と疑問を呈するニュースを発見

石炭違法採掘で「万里の長城」崩れる 4人逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071108-00000013-scn-cn
(11月8日のサーチナ・中国情報局より)

場所は「八達嶺」(バーダーリン)「山海関」(シャンハイグゥヮン)「居庸関」(ジューヨングゥヮン)ではなく、内モンゴル自治区のとある長城。

内モンゴル自治区の警察当局が石炭の違法採掘を行っていた
4人を逮捕、主犯格の男は「採掘作業の途中で機械の操作を
誤り、『万里の長城』の一部を壊してしまった」と供述。
調べによると、現場では高さが約10メートルある壁が約23メートルにわたって崩れたという。現地の専門家は「崩壊箇所は泥で
出来ており、壊れやすかったようだ」と分析。
「万里の長城」1987年にユネスコの世界遺産に登録され、中国政府は2006年に「万里の長城」の破壊などを禁じる保護条例を施行した。しかし全体の9割は適切に保護されていないとされる。


新華社報道によるものなので、ガンバッテ探してみた。
現場の画像付。
内蒙古芦梁山段明長城主体結构遭到厳重損毀[図]
http://news.xinhuanet.com/photo/2007-11/09/content_7040486.htm#
(11月9日の新華社サイト・新華網より)
※上記は中国のサイトです。エンコードを簡体字中国語GB2312にして見て下さい

場所は内モンゴル自治区呼和浩特(フフホト)市清水河県と山西省の境にまたがる
明長城芦梁山段(ミンチャンチョンルゥーリィァンシャンドゥヮン)にて。日本語で「県」というと地方自治体を想像しますが、中国語では「町」に相当する小さな単位だと思ってください。

ま、あらましはサーチナでも書かれている通りの内容なんだけど、周辺の長城保護区でも採掘が絶えず、今回の崩壊を含めると損壊した面積は合わせて1000平方メートルに及ぶんだって。
「主体結构厳重損毀」とあるから、相当ひどい損壊になったってことやね・・・。
また、逮捕された4人のほかにも1人が現在も逃亡。警察当局は全力で追跡中だって。

せっかく前倒しで保護条例が施行されたというのに、これぢゃぁまるで意味ナシ。
ただ触らないというだけでなく、風化を防ぐよう修復する努力を怠ってるんぢゃなかろうか

以前、NHKの世界遺産の番組で昔ながらの方法で修復もやっているって場面を観たんだけどなぁ・・・。
それはまだまだ一部なのだろうか・・・。

有名どころ(八達嶺など)は観光客が集まるからある程度は募金とかで修復に充てることができるんだろうけど、その他の長城についてはもっと地元行政を挙げて保護に乗り出さないと企業・個人任せぢゃぁ
無理があるんちゃうか。

-万里の長城画像収録アルバム-
北京
北京3〜自己安排旅行〜

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